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橋立堂・長泉院・法雲寺

  • 執筆者の写真: takashi suzuki
    takashi suzuki
  • 2020年2月1日
  • 読了時間: 2分

「あの花」「芝桜」で有名な、御花畑駅すぐそば一代技術士事務所です。

二十八番橋立堂から三十番法雲寺に行ってきました。

武甲山の裏側です。

二十八番橋立堂ですが武甲山のそそり立った白い岩壁が覆い被さるようにその観音堂はあります。

御本尊は馬頭観世音 

馬頭観世音を本尊とする札所は珍しいそうです。

馬が唯一の交通手段で、農作業や運輸の動力でもあった時代、

縁日には飼馬をひいて参詣する人で参道は大賑わいだったという。

私のルーツは栃木県馬頭町(現那珂川町)

馬頭観音とはなんでしょうか。

動物達の守護仏であり、怒りの形相で悪を粉砕する観音菩薩

他の観音様は女性的な美しい表情であることが多いですが、

馬頭観音は憤怒の形相で表され、馬頭明王と呼ばれることもあります。

怒りの激しさによって苦悩や諸悪を粉砕し、

馬が草を食べるように煩悩を食べ尽くし災難を取り除くとされています。

馬頭町とは関係ないようでした。

そんな橋立堂ですがそそり立った岩壁は白い石灰岩

お堂の下は黒い玄武岩(火山岩)

元々ハワイの海底火山に珊瑚礁が付着し大陸移動してここまでやってきたことを示す

貴重なスポットです。

ブラタモリでやっていました。


二十九番長泉院ですがとってもきれいなお寺です。

堂内をそっとのぞくと葛飾北斎の描いた『桜図額』が掲げられています。


三十番法雲寺ですが立派な庭園のお寺です。

関係者の方が一生懸命手入れをされていました。

本尊の如意輪観世音は、唐の玄宗皇帝が、楊貴妃の菩提を弔うため自ら彫刻したものらしいです。


一代技術士事務所 鈴木


 
 
 

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