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  • takashi suzuki

風邪予防とクリーンルームの異物管理

2019年11月に中国武漢市付近で発生が初めて確認され、その後COVID-19のパンデミックを引き起こした2019新型コロナウイルス。時間とともに感染経路が不明な例が増え、我が国政府は今月4月7日に緊急事態宣言を発出した。

クリーンルームの異物管理は風邪やインフルエンザのウイルス感染予防と似ている。ウイルスをゼロにすることはできないが、風邪やインフルエンザを予防することは可能である。クリーンルームの異物をゼロにすることはできないが管理されたレベルまで取り除くことは可能である。風邪やインフルエンザの予防のためにはどうするだろうか。うがい、手洗いでウイルスの接触感染を防ぎ、マスクで飛沫感染を防ぐ、つまり感染経路の管理である。クリーンルームの異物管理は外部から侵入するものと接触経路の把握、製造機械の擦部等の劣化、原料の変質等の劣化など飛沫経路の把握が重要である。油断すると風邪やインフルエンザに感染してしまうように、伝達経路を見過ごすと一気に異物が増加する。

是非、この機会に異物の伝達経路を意識して現場の製造機械・装置を見直して欲しい。加えて決して異物トラブル防止対策は工場長他トップだけの問題ではなく、まして工場作業員だけの問題ではない。仲間とリスクコミュニケーションを通して行うものだということを意識して取り組んで欲しい。


一代技術士事務所 鈴木




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