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元号が平成から令和へと移り、ひとつの時代が幕を閉じ、また新たな時代が始まりました。

いま日本の産業も、Society 5.0の提唱に象徴されるように、大きな技術転換点に立っています。

時代がどう移ろうとも、日本には決して色あせない技術の価値がある――

私はそう信じています。

では、変化のただ中で技術士である私はどう振る舞うべきか。

その手がかりを、地元・秩父の歴史に求めました。

今から1300年以上前、秩父では精錬を必要としない銅が産出し、それが早馬で日々中央へ届けられたと伝えられています。

国内は祝賀ムードに包まれ、その出来事を契機に元号は「和銅」へと改められました。

山地に囲まれた秩父は、古くから自らの苦境を創意工夫で乗り越え、発展してきた土地です。

たとえば養蚕をはじめとする商いでは、夜祭りを「場」として活用し、商人を招いて交流を深め、ついには当時の大国フランスと生糸の取引へとつなげていきました。

秩父は、時代が変わっても自前主義に固執せず、外の人々と手を取り合いながら地域を育ててきました。

その勤勉さと創意工夫は、まさに現代の技術士にも通じる姿勢だと感じます。

ひとつの時代を、勤勉さと創意工夫を武器に全力で駆け抜ける。

受け継がれてきた秩父の誇りを忘れぬように――

「ひとつの時代を一生懸命生きる」という言葉に思いを込め、

屋号を「一代」と名付けました。

一代の屋号は覚悟と技術士としての矜持の象徴です。

​令和元年九月

鈴木孝

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©2019 一代(いちだい)技術士事務所

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